読み直すと..
カルマについての物語。猫をモチーフに人間でもカルマを絶ち切った時にアセッション(昇天)するというのが、この物語のテーマではないか?..
..だけどこの作者の佐野洋子さんは、この物語を通じて..まあ一般的に私も子供、小学生の時に読んだけれども..子供達に何を伝えたいのだろう?..
宗教の本質かな?ひょっとして..この書き方だとそうだよね、きっと..
輪廻転生或いは極楽浄土という形で死後の世界を担保するから、100万回生きて現世においてカルマを断ち切りなさい、というのがこの作者の佐野洋子さんが子供達に伝えたい事だと私は思う。
..だけど私もインチキ映画監督としてこの本を題材に映画制作するなら年代果林さんに出演して欲しい。年代さんの美しさ感性、演技が文章で書けないものを持ってる瞬間の感覚を思い出した。
またやはり中村恵子さん、黒澤リカさんにも出演して欲しい、と思った..
北條洋平